東京城西ロータリークラブ 国際ロータリー 第2750地区

2017-2018年度ガバナー挨拶

国際ロータリー第2750地区 2017-2018年度ガバナー「猿渡 昌盛」写真

地区チームはクラブの為に
国際ロータリー第2750地区 2017-2018年度ガバナー「猿渡 昌盛」

2017年1月15日より20日まで、米国カリフォルニア州サンディエゴのマンチェスター、グラントハイアットホテルにて開催された国際協議会に参加致して参りました。

ライズリー会長エレクトは大変気さくな方で、国際協議会の本会議2回目に、音楽に合わせリズミカルに身体を動かしながら演台に進み、明るい声で2017-18年度のテーマを発表されました。テーマは、Rotary:Making A Difference、ロータリー:変化をもたらす、 です。

ロータリーとはどのような団体で、どんな奉仕活動をしているのかと質問されて、一言で説明するのは大変な事です。専門用語を並べて説明しても部外の人には難しく、ポリオの撲滅に多大な支援をしている事、国際理解の為に青少年をお互いの国に派遣し合い世界平和の為に尽くしている事、紛争解決の専門家を育成するために学費の援助をしている事、どれも素晴らしい事業ですが、ロータリーのギアのマークは知っていても活動内容を正しく理解している人は少ないのです。

そこで、ライズリー会長エレクトは、RI理事会が決めた3つの戦略的優先事項
・クラブのサポートと強化
・人道的奉仕の重点化と増加
・公共イメージと認知度の向上
を掲げると共に、環境の悪化と世界的な気候変動は全人類への脅威であり「環境の持続可能性がロータリーの懸念分野ではないと言えたのは、昔の話です。今や環境問題はあらゆる人にとって懸念すべきこと」と述べ、120万会員一人一人が木を植えよう、地球の緑化を推進しようと呼びかけられました。各クラブの会員が7月1日より来年の4月22日のアースデイまでに会員の数の植樹をしよう、との呼びかけです。地区としても各クラブの記念行事等には、実施して戴きたくお願い申し上げます。

次に、RIの各種オンラインツールが大幅に改善されます。皆様もすでにご覧に成ったと思いますが、ライズリー会長エレクトのテーマ発表の挨拶は、インターネットを使い即時に世界中に発信されました。会員の皆様は、マイロータリーで見る事が出来ます。マイロータリーには、RI会長賞の受賞資格や達成項目の説明も掲載されております。マイロータリーには、クラブの会員増強目標や、会員の年齢構成、クラブの過去の状況が一目でわかるようになっています。そして、ロータリークラブ・セントラルには、各クラブの現況や奉仕活動が数値として記入出来る様に成っています。ガバナー補佐や地区役員の皆様には担当グループ内の各クラブの現況や会員構成、寄付金額の状況、補助金の申請等が一目で把握出来ます。パソコンが苦手の方も中には居られると思いますが、これを機会にぜひ挑戦して戴き、ご自分のスキルに変化をもたらして戴きたいと思います。

RI会長賞に付きましては、必須活動と達成課題が記載されております。中には大変厳しい課題も含まれておりますが、RI会長賞を目指す事は、クラブの例会や事業を活性化する事に成ります。RI会長賞を受賞することはクラブとして名誉な事で有りますが、会長賞受賞を狙うことでクラブの円滑な運営が犠牲に成っては意味が有りません。RI会長賞は目的ではなく、クラブを活性化させる為の手段や方法と考えて戴き、活発なクラブ運営の結果がRI会長賞に繋がると思います。たくさんのクラブの受賞をご期待申し上げます。

昨年は、規定審議会にて大胆な規則の変更が行われました。クラブの活性化の為に、例会の頻度、形式、出席に関する柔軟性が認められました。また、Eクラブと従来のロータリークラブの区別が無くなりました。会員の種類も地元のニーズにより、各クラブで柔軟に会員の種類を追加出来ます。しかし、伝統有るクラブでは従来のクラブ運営でも構わないし、朝や夜間に月2回の例会も可能と成りました。

しかし、何故変わる必要が有るのでしょうか?やはり、会員数の減少と会員平均年齢の高齢化に有ります。10年後のクラブは確実に平均年齢が10歳上がります。ポール・ハリス が1905年にロータリークラブを設立した時、彼は36歳でした。クラブの3年後、5年後、10年後の姿を想像して下さい。自分のクラブが時代の変化に取り残されて衰退するのか、時代の変化に柔軟に対応し魅力溢れるクラブとして発展するのか。地域で活躍する女性や若い人を受け入れるためにも、時間の負担、会費の負担を柔軟にクラブ運営に変化をもたらし、より多くの仲間を増やして戴きたいと思います。特に女性会員は日本では5%に過ぎませんが、今回の国際協議会に集った539名のガバナーエレクトの内103名、19%が女性でした。ライズリー氏はロータリーの有るべき姿は、男女均等と述べられました。

最後に、ロータリー財団は100周年を迎えました。ロータリーの素晴らしい事業の数々は財団の補助金により実現できたものです。寄付に目標額を設定する事や、人の善意を数値化して競うのは如何なものかとのお叱りも有りますが、ポリオの撲滅にはまだまだかなりの財源が必要です。今、ポリオ撲滅運動を止めてしまいますと、人からの感染により37名の発症例がすぐに何百何千と拡大してしまいます。世界にはまだまだロータリーの援助を求めている人や国が沢山有ります。ロータリーは奉仕活動の持続可能性を推進します。ただ与えるだけでは無く、奉仕したプロジェクトで、現地スタッフや技術指導者の育成による事業運営の持続性を目指します。本研修は、RI会長エレクト、イアンH.S.ライズリー氏のテーマ「変化をもたらす」の趣旨と意義をお伝えし、ガバナー補佐、地区幹事、会計、グループ幹事、各委員会委員長、副委員長、委員の皆様に地区チーム一丸と成って地区の運営と各クラブの活性化の為にご尽力戴きたく開催致しました。

ロータリーの基本はクラブに有ります。地区は、各クラブの活性化の為にお手伝いさせて戴きます。伝統を守る、或いは柔軟な変化をもたらすか、多様なクラブ誕生の一年で有りますが、充実した一年にしたいと思いますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

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