カンボジア国際奉仕活動報告
- 日時
- 2020年4月14日(火)
- 内容
東京城西ロータリークラブ国際奉仕委員会は、去る、2月6日(木)〜9日(月)にかけ、カンボジアシェムリアップにあるプラサットチャール村プラサットチャール小学校において国際奉仕活動を、また、周辺地域においてニーズ調査を実施しました。
【国際奉仕活動の内容】
・タンク井戸、トイレ、文房具等学習用品の寄贈
(プラサットチャール小学校)
・衛生指導(対象者:約300人)
・山本日本語学校、モーミアン小学校、ローレイ小学校、クーレンタメイ小学校、ピアム小学校への文房具等学習用品の寄贈及び視察、ニーズ調査【プロジェクト参加者】
会員6名(門野、根岸、古屋、河合、佐藤、三木)、関係者2名、計8名【予算及び財源】
タンク井戸関連費用:2352.0USD(財源:地区補助金)
トイレ建設関連費用:3500.0USD(財源:地区補助金)
文房具等寄贈品費用:2904.15USD(財源:クラブニコニコ会計予算)【課題】
国際奉仕活動を実施するにあたり、最も重要であるのが現地のパートナーやコーディネーターとの連携です。どのようなパートナーやコーディネーターと連携できるかによって、ニーズの調査や、実施できる活動が決定します。現地の学校長や村長との関係性も必要不可欠です。
より多くの信用できるパートナーやコーディネーターとの関係性を維持し、常に様々なニーズを正確かつ多角的に把握し、支援内容を検討できるようにしておく必要があります。
国際奉仕活動として、物資の寄贈や設備建設等のハード面での支援となる傾向が多いですが、これには大きな課題があります。具体的には、地域の経済活動が国外からの支援に依存し、自立した地域経済活動の成長を阻害する可能性があります。また、それにより正確な現地ニーズや効果についても把握できにくくなる傾向があると思われます。
資金財源としては、今回は地区補助金を活用することとなりましたが、現地ロータリークラブとの共同プロジェクトとしてのグローバル補助金を活用できるとさらに良いです。