観桜屋形船の会
- 日時
- 2023年3月31日(金)13時30分~16時
- 場所
- 深川富士見
- 内容
観桜屋形船は楽しかった!
東京城西ロータリークラブ門野 正尚
昔から不思議に思っていたことがありました。なぜ、城西はお花見の会合がないのだろう?他クラブの観桜会には何回か参加させていただいたことがありますが、「あれ?城西さんはやらないの?」と言われることも多々。自クラブ先輩会員に聞いても「はて?なぜでしょう?確かにやったことはないかもしれませんね?」・・・
時間は少し遡り節分の頃。先輩会員に連れられて新橋へお化けを見に。「お座敷遊びも楽しいものですね」とお話しすると、「そうでしょ?伝統的な文化なのですよ。でも、このままだと廃れてしまいます。若い人はこうゆう楽しみ方はしないですからね」とM先輩。
最近は、歌舞伎や落語、講談など好きで通っていた私。「日本の伝統芸能が廃れるのは良くないですね?城西の若い人にも知ってもらうよう何か企画しましょう!」と言ったのがきっかけです。M利先輩も、「屋形船を出して花見をしながら、芸者さんにもお出まし頂いて、先輩会員に小唄を披露してもらいましょうか?」ということになりました。
3月31日、晴天。13時30分に深川から、総勢28名を乗せて出船。運河を抜けて隅田川へ。堤の桜は完璧すぎるほどの満開。少し散り始めていて水面は花筏。最高の舞台が整いました。船の屋上に出ると、スカイツリーをバックに延々とつづく桜堤。川面のそよ風が花びらを運んできて、全員から笑みが溢れます。新橋、大森からの芸者さん達の日本舞踊と地方さんの三味線。美味しい料理と美味しいお酒。そして圧巻だったのが、毛利会員、大河原会員、熊野会員の三味線に合わせての小唄会。歌に合わせての芸者さんの踊り。あっという間に時間は過ぎ、隅田川を遡り深川へ。ご参加いただいた皆さんも楽しんでいただけたと信じております。これを機に、日本の伝統芸能を楽しむ同好会「遊和会」を発足して、一年に1〜2度程度、みなさんと一緒に楽しみたいと思っています。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。また、色々と芸者の皆様をご手配頂いた毛利会員、大河原会員ありがとうございました。

江戸前の天ぷらに舌鼓を打ちました

大河原会員による小唄

毛利会員による小唄

熊野会員による小唄

芸者衆による日本舞踊

隅田川の桜が見事でした

笑顔も満開です