この度、伝統ある東京城西ロータリークラブの52代目の会長を務めさせていただくこととなりました下吹越一孝です。
50年を超える歴史と伝統を持つクラブの会長として恥じることのないように、以下に述べるような方針のもと、
一生懸命に取り組みますので一年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。
この度、伝統ある東京城西ロータリークラブの52代目の会長を務めさせていただくこととなりました下吹越一孝です。
50年を超える歴史と伝統を持つクラブの会長として恥じることのないように、以下に述べるような方針のもと、
一生懸命に取り組みますので一年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。
年度テーマとして「友の輪を広げ、ロータリーを実践しよう」を掲げさせていただきました。
まず、このテーマの趣旨についてご説明させていただきます。
「友の輪を広げ」とは「に会員増強に力を入れよう。」ということであります。
50周年記念事業をみんなで成し遂げ、改めて足元に目を落とすと、会員数は60数名となっています。
このままでは近い将来、50人台になってしまい、資金面においてクラブ運営に大きな支障を
きたしかねない状況があります。
この問題については毛利年度において開催されたクラブ協議会や臨時クラブ総会でも説明させて
いただいておりますので、クラブ内で既に共有できていると思います。
そこで今年度は「会員増強」を我が城西ロータリークラブの、これからの50年のための最重要テーマとして
位置づけしてみんなで取り組みたいと考えております。
「ロータリーを実践しよう」には多くの想いがこもっております。
ロータリークラブの原点は職業奉仕にあると言われています。RI の決議23-24号では
「ロータリーとは、利己と利他との調和を目的とする人生哲学である」と規定されています。
その人生哲学を共に学び、実践に繋げて行く場が例会であると言われています。前置きが長くなりましたが、
要するに例会にみんなで出席しよう!ということです。
そして、毎週例会で顔を合わせ、親睦を深めよう!ということでもあり、
さらに、みんなで取り組む全員参加の奉仕活動を実践して行こう!ということでもあります。
会員増強目標を10名としたいと思います。
そのために、会員増強委員会を中心に全会員が取り組む会員増強活動を展開したいと思います。
一方、退会防止に向けた活動にも注力しなければならないと思います。
ロータリー情報・新会員フォロー委員会による10フォー2 の実施、
プログラム委員会による充実した卓話を提供することによって退会防止を図る活動、
親睦委員会が企画する各種親睦活動が城西ロータリークラブの魅力を高め、
退会防止に大きく寄与するものと期待しております。
(1)未来貢献プログラムの継続
50周年記念事業として企画され実施された未来貢献プログラムは地区内の他クラブからも高い評価を得ております。
「未来貢献」というプログラムの名前が示すように未来に貢献し続けるように当プログラムを
城西ロータリークラブの目玉事業として定着させるべく、記念事業として2 年間取り組んだ実績をベースとしつつ、
適宜改善を加えて臨みたいと思います。
(2)新世代(青少年)奉仕活動の促進
新世代奉仕活動に注力する当クラブの伝統を守り、その活動をさらに促進させるべく早朝例会の場を
活動の中心基地として捉え、以下のような取り組みを行いたいと思います。
① 未来貢献プログラム参加団体との継続的交流を図る。
② RYLAセミナー参加者の発掘を図る。
③ 未来貢献プログラム関係者やRYLArianなどの有機的連携を図る。
(3)その他の奉仕活動
従来から行っている活動についても適宜見直しを図りつつ、カンボジアの貧しい村への井戸やトイレの設置・寄贈や
東北の被災地支援など、国際奉仕・社会奉仕各員会の方針に沿って取り組んでまいりたいと思います。
(4)他クラブとの連携について
① 杉並3クラブでの連携
RI会長が推奨するロータリーデーを実践すべく杉並チャリティーウォークに3 クラブで連携して参加するなど、
3 クラブの連携を深めて奉仕活動を行って行きたいと思います。
② 山の手東グループ内での連携
山の手東グループ内での連携も深めて奉仕活動を促進してまいりたいと思います。
その一環として、広尾ロータリークラブとは合同例会を実施したいと思います。
(5)奉仕活動と地区補助金について
クラブの財政難を踏まえ、奉仕活動充実のために地区補助金等を積極的に活用できるような素地、
たとえばクラブ内に補助金の専門家を養成したり、地区財団委員会とのパイプを太くするなどの対策を
講じて参りたいと思います。
職業奉仕実践の場としての例会をSAA委員会やプログラム委員会と連携し、
充実したものにしたいと思っております。
SAA委員会の今年度方針のキーワードは、「当クラブの品格」と「正しい会場運営」です。
一方、プログラム委員会の今年度方針のキーワードは、「魅力ある卓話」「会員相互の交流深化」
「退会防止と入会者の増加」「他クラブとの交流と当クラブの評価アップ」です。
以上のような方針のもと例会がより充実することによって、70%台前半に留まっている出席率を80%台にまで
高めることを目指したいと思います。
ロータリーライフをより豊かにするために欠かすことのできない要素として親睦活動があります。
親睦委員会の今年度方針のキーワードは「明るく楽しい親睦活動」「全員参加」です。
この方針に沿って、多くの会員が参加し楽しめる親睦活動はどうあるべきか?という視点に立って
親睦旅行に関するアンケートも実施いたしました。
キックオフパーティーや忘年会などについても限られた予算の中で、より多くの会員が出席し、
楽しんでいただけるような企画を検討してまいりたいと思います。
以上のとおり、クラブのために取り組んでまいりますので、
皆様のご理解とご支援、ご協力を、重ねてお願い申し上げます。