1998-1999年度 会長挨拶

年度テーマ
「35年に渉る確かな手応えを次世代・次世紀へ……」
東京城西ロータリークラブ
【第36年度】1998-1999年度 会長
染矢 廣美

このたび歴史ある本クラブの会長をお受けするにあたり、35年という年月を振り返って見ますと、1963年創立来1989年迄の間に11回におよぶR.I会長賞を始め意義ある業績賞を受賞し、拡大面においても充分な実績を残しており、最近10年余の間には2名もの地区ガバナーを輩出し、このガバナーの大役に黒子として陰乍ら支えて来た事、35年わたり連綿とクラブ活動を継続して来た事は、とりも直さず城西ロータリークラブの力ではないでしょうか。まさに継続は力、であることを実証するに他ならないろ考えます。
この力こそ18ヶ月後に訪れる21世紀に次世代に伝える責務は重大だと考えます。1口に35年と申しますが、その陰には106名の会員各位の絶えざる奉仕活動、そして相互愛による和があったため他ならないと考えます。
例えば現況の世界的経済不況のさなか不安定限りなき時期における会員相互の真の心の支えにもなる様な友愛が必要かと考えられます。
次期のクラブ構成の大綱を説明させていただきます。
理事者、委員長の委嘱に当っての基準として、年齢・会歴(平均会歴)を考慮いたしました。その上で、

         会歴合計    平均会歴                会歴合計   平均改暦

70才以上-7/36   144.7年    20.6年      50才以上-11/35    59.7年     5.43年

60才以上-8/35   115.3年    14.4年      40才以上-10/10    42.71年    4.21

以上の如き構成にて殊に40才以上の皆様には、100%の委嘱をさせていただきました。少しでも委員会の責任者として会務のご理解、次世紀に向けての推進力を培っていただきたいと存じました。
さてここで本クラブ本年度の奉仕活動ですが、私のような職業にたずさわる者においては、この様な大世帯のクラブ活動に対する企画立案運営の事務的な要素に対しては門外漢であり、充分な事は出来ないかと考えられますが、幸にも副会長、幹事を初めとした理事・委員長各位のご協力を得られることであります。そして委員会その他の運営討議に必要に応じて参加して行きたいと思ってあります。
私自身幸にも恵まれた健康をもちまして皆様ともどもに持時間の一部でも割くことにより奉仕活動にたずさわりたいと思います。
1年間を通じて1度でもよい心からなる奉仕、額に汗する奉仕、例え良い奉仕のアイデアでも結構です。106名の力を結集しましょう。
次に活動に必要な裏付け即ち予算に関しましては、限られております。充分なものは期待できませんが、皆様ともども有効なる利用方法を検討しながら1年間を盛り上げて行きたいと考えます。
先に述べましたが奉仕と相互愛による和、例えるならば35年という由緒ある古い革袋に次世紀次世代につなげるべき力、という新しい酒を注いで1年後に醸成するであろう、城西ロータリーと云う美酒を皆様と心ゆくまで汲み交わし会員各位の健康と奉仕の成果を祝福したいと思います。
最後にレイシー会長の ′′さあ、あなたの真価である親睦と奉仕′′を携え、心と手を存分に駆使して、′′ロータリーの夢を追い続けよう′′で結びます。

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