本年度城西ロータリークラブの会長を務めさせていただく事になりました。皆様がすでに御存知の通り、今期は桜田会員と内定していたところですが、体調を悪くされ、現在は快復されていますが、大事をとっておられる為、ピンチヒッターとして私がという事になった次第です。
私にとっては交通事故にあった様なものです。まだまだ経験の浅いドライバーでありますから、真直ぐ進めるものか、右や左で蛇行するやら、エンストを起こしたりと、会員の皆様にとって安心して乗っていられない車になるかもしれませんがお引受けしたかぎりは私なりに真直ぐ進行できる様、日々努力をしてみなければならないと思っております。
ダンプカーになるか、ロールスロイルになるかわかりませんが、どちらにしても乗り心地の良い車になる様、皆様のご協力をお願い申し上げます。幸いこの頼りない私を暖かく、強力に、バックアップして下さる方々が多勢いて下さるので、会員の皆様を最後まで安全運転でお運びできるのではないかと楽観しております。
本年度のテーマは、基本的には、「和と奉仕と気」としたいと思っております。人生何よりも人と人との和を持ち合う心掛けが大切であり、その和の基にロータリーという集いがあり、そのロータリーの原点に立ち返ると奉仕という行為が求められている様な気配を私は感じられます。そしてその気配に答える為には、自分自身の元気(健康)が第1、そして次にやる気、そして諸々の「気」というものが私達にとって非常に影響を与えていると思います。つまりすべての事象が「気」がなければ進展しないのではないかと思います。
しかし今までのクラブの延長でありますから特に気負いはありません。なかなかクラブの全員の総意を得て進行することは難しいと思いますし、また政治団体でも何でもないのでうからそれぞれ個性的な考えがあっての皆様の参加で良いと私は思います。ただ城西ロータリークラブとして決められた行事や催しには会員としてどうぞ参加をお願いしたい事と、奉仕という事で私達は肉体的な協力はできかねるので、チャンスがあれば、その都度500円か1,000円のチャリティーをしていただき、それは別会計で身近かな社会奉仕としての何かをしたいと思っていますがいかがでしょうか。
今、私が置かれている立場は人生の1コマであり、ロータリーという素晴らしいお仲間の中の1つの「駒」であります。
拙い「駒」ですが何とか動いてみるつもりです。
どうぞ皆様には城西ロータリークラブはもちろんですが、関連行事の活動の為に、暖かいお言葉、おもいやりのある苦言を期待しております。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
1997-1998年度 会長挨拶
- 年度テーマ
- 「和と奉仕と気」
東京城西ロータリークラブ
【第35年度】1997-1998年度 会長
【第35年度】1997-1998年度 会長
武井 宏仁