1996-1997年度 会長挨拶

年度テーマ
「全員参加のロータリーライフを!
楽しく明るく前向きに」
東京城西ロータリークラブ
【第34年度】1996-1997年度 会長
田倉 整

今年度の活動方針は、
全員参加のロータリーライフを!楽しく明るく前向きに
をモットーとしたいと思います。

1.

私の年度は中村健二郎ガバナーの年度であります。従ってホストクラブとして中村ガバナーの活動を支援するというのが最重点目標となります。

2.

我が東京城西ロータリークラブの良き伝統を守り、会員と力を合わせて楽しい充実したクラブライフを推進したいと思います。とくに新しい企画を立てる余裕はないので、前年度踏襲を基本にいたしますが、その中でも現クラブ奉仕委員長を中心に作業が進んでいる、「明るく楽しい例会」をより一層推進したいと思います。その他についても、同額補助金、親睦活動、青少年関連奉仕等、各委員会で前向きに進めて頂くようにしたいと思います。

3.

この機会に所懐の一端を申し述べたいと思います。「全員参加」ということばを掲げましたが、全員諸氏につねにあらゆる行事に100%の参加を求めることはできない相談です。その主旨は会員諸氏の全員のそれぞれに何らかの形で奉仕活動に参加して頂きたいと思うのであります。本業を持たないRotarianは存在しません。
その本業とロータリー活動との使い分けを上手にこなすことによって、Rotary Clubのためのエネルギーを生みだすことができます。廻りを見廻すと、仕事の配分、時間の割り振り、労力の提供などを上手にやりくりしている方が数多くおられます。敬服の至りです。
私の場合はやりくりが下手のせいか毎日がせわしく、あっと言う間に過ぎてしまいます。残るのは自分に対する不満と後悔です。しかし、やりくり上手な方だけでなく、下手な人もRotarianです。奉仕活動に関心を持って下手なりにやりくりを工夫しているのが大部分のRotarianであろうと思います。少ししか時間がとれなくても良い、少ない労力でも良い、それに見合うだけの奉仕活動への参加をすることができれば、それで立派なRotarianです。
最小限の要請は「出席」と「ロータリーの友」に目を通すことでしょう。この2つによって自からの奉仕活動のヒントを得ることができます。本業との使い分けが上手であるかないかの問題ではなく、下手なりに自からが工夫をしているかどうかである、と思います。

4.

会員の全員参加によるクラブ活動こそ理想である、と信じます。
参加して良かった、というのはクラブ活動に関わった方々から異口同音に聞かれる言葉であります。しかし、ちょっときつかったけれども、という方々がいらっしゃるのは否定できません。気持ちよく、満足のいくクラブ活動にしたい、私の願いであります。
全員参加は上手下手に分け隔てなく、参加していることを大事にしたいという意味で考えたいと思います。
つねに、前向きに、そして楽しく明るいクラブライフを全員で享有したいと思うのみです。

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