2002-2003年度 会長挨拶

年度テーマ
「集まる事に 楽しさを感じるロータリー
ー魅力あるロータリーライフを求めてーパート2ー」
東京城西ロータリークラブ
【第40年度】2002-2003年度 会長
鏑木 享

当クラブは、今年で40周年を迎える事になりました。歴史ある城西ロータリークラブを、慈愛ある素晴らしいグループに育てられた多くの諸先輩に、深く感謝すると共にここに在籍している事を誇りに思っております。国際ロータリークラブはあと2年で100周年を迎えようとしております。
RI会長ビチャイ・ラタクル氏が提唱する「慈愛の種を播きましょう」は、まさに当クラブが実際にやってきた事ではないでしょうか。
当クラブから、松原治氏、中村健二郎氏、両ガバナーを輩出しております。また今期、小倉義人ガバナー補佐、中西信策グループ幹事を送りだす事になり、城西ロータリークラブは、第2750地区でいかに中心的クラブであるかを感じる事ができます。
この様な魅力あるクラブに10数年前、今は亡き森京介さんに奨められ渋々入会しましたが、私には何の約束事もわからず、いつ辞めようか、そんなことを考えて最初の一ヶ月はただ黙々と食事だけに通っておりました、8月に入り親睦旅行徳島阿波おどりに気の進まないままの二日間の度でしたが、諸先輩の方々に親切に気を遣って頂いた事を今でもはっきり覚えております。そんな心境は私だけなのでしょうか。
前期、加藤久明会長は経費削減に多大なる努力をして頂き、また多くの新しい仲間を誘ってくださいました。
今期は皆さんが集まれる機会を少しでも多く作りたいと思っております、各委員長が毎月何処かで親睦を深めてくだされば、其処に新しい仲間を呼んで頂きたいとおもいます。当クラブには面倒を見てくれる場所が幾つもあります。
その親睦の中から一人一人が違った角度で「慈愛の心」を引き出して頂ければ、やがて大きな輪となり、いま以上、魅力ある城西ロータリークラブに成る事と思います。
私は親睦の和みの中から奉仕が生まれると考えています。
また私はいまの学校教育に大きな疑問を抱いております、テレビ、パソコンと対話のない世界で感情、感動のない子供達が増えております。修身、道徳など現代は死語に近くなってきた今日この頃ですが、私は身近な所での奉仕活動を通じて心豊かな子供たちの成長に寄与できたらと思います。杉並区内の小・中・高校に、社会奉仕委員会が中心となって新世代委員会、職業奉仕委員会が子供達に経験談などで卓話を持ち掛けたら如何がと考えます。城西ロータリークラブでは、戦争、原爆、終戦、に遭遇した人、企業で成功した人、教育界、医療医学界で活躍されている人と素晴らしい方々が在籍しておりますので、ご賛同を得られるのではないでしょうか、子供たちに素晴らしい感動と感激を与える事ができると、確信しても過言でないと思います。
新しく入会された会員、諸先輩、各委員長、委員の方々に、率直なご意見ご鞭撻を頂き、微力では御座いますが、城西ロータリークラブに貢献出来ればと考えております。

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